TOYOTA エスティマのエアロの修理と再塗装のお仕事です。オオクボ自動車の考え方が凝縮されている案件でした。
サイトスポイラーの塗装
サイドスポイラーの塗装から始めます。写真を見てもらえばわかると思いますが、塗装面積とマスキング面積を良く見ていただきたいと思います。
オーバーなほどにマスキングしていますが、これは塗装のミスとがエアロの裏側に飛ばないようにするための施策です。このようにマスキングすることでエアロの裏側まで綺麗に仕上げる事が出来ます。
こんな感じでサイドスポイラーに対して思いっきりマスキング処理をしてから塗装しています。見えないところも綺麗に仕上げます。
次の写真はこれ↓
これはどういう状態かわかりますか?実はエスティマのベース車体はエッジ部分の2,3mm以外はパッキンが充てんされています。そのつなぎ目をきれいに仕上げるためにエッジ部分だけ少しマスキングが奥まっているんです。たかが2,3mmですが、これをやらないと、この部分の仕上がりだけ違和感が出るんです。綺麗に仕上げるためには必須の作業です。
最後はタイヤを含めシャーシ下周りに塗装ミストが回り込まないように全体をマスキングして塗装しているところです。これをサボるとシャーシに白いミスとが点々・・・と残ることになります。
最後にクリアを吹いて磨いて綺麗に仕上げて完成です。