2020/01/09
リヤバンパーの左下部のキズを修理しました。
状況確認
最初にキズの具合を確認していきます。
遠めからはほとんど目立ちません。
しかし、マフラーの上にぶつけた傷があるのがわかります。
ここにも後がついています。
他にも小さな小キズもあります。
修理
まず、ゆがんで膨らんだ部分を暖めながら押し込みます。元の形状に復元するのです。
形が戻ったらヤスリがけを行い、キズを完全に取り除きます。ヤスリがけの後にパテ付けを行い、ボディラインを元の形状になるまで整えます。数回繰り返してもとの車体形状が復元できたら修復完了です。
塗装
次に塗装工程です。最初にサーフェーサーを塗装して本塗装の準備を行います。ここで目立つ巣穴があればパテ付けからやり直します。
いよいよ本塗装です。サーフェーサーまではマスキング領域は小さいですが、塗装時はバンパー1本丸ごと塗るようにマスキングします。
丸ごと一本バンパーを塗装すると未塗装部分と今回の塗装部分の色合いの違いが目立ちにくくなります。同じパネル内で塗装部分と未塗装部分があるとその境目で色の違いが出てしまいます。
純正のカラーは色番号でわかりますし、調合可能です。しかし、車は日光にさらされたりして少しずつ退色してきます。これが色合いの差になってしまいます。プレスラインやパネルの境目など別部品があるところで色合いの差があっても違和感を感じない一体感のあるとそうに仕上がります。
最後にクリアーを塗装して塗装工程は完了です。
完成
無事に完成しました。この後コンパウンドで周りの景色が綺麗に車体に映るようになるまでピカピカに磨いたら作業終了になります。