2019/01/09
ニッサン R31 スカイラインのスポイラー修理です。痛んでいたスポイラーを現車に合わせて塗装しなおし装着しました。
修理前の確認
今回のお客さんは以前フロントスポイラーの修理依頼をいただいたお客さんです。鉄仮面風にフロントスポイラーを仕上げました。前回に続いて今回はリアスポイラーの修理依頼をいただきました。
現物をチェックするとリアスポイラーのあちこちに塗装のはがれと欠けがありました。まずはヤスリがけとパテ付けを行い表面をきれいに元に戻す必要があります。
また、元々ボディの固定用に使っていた両面テープが固着して残っています。これも塗装前に綺麗にはがす必要があります。塗装後にはがそうとすると傷がついて台無しになってしまいます。
修理作業
早速作業を開始します。まずは塗装のはがれと欠けをヤスリがけで取り除いていきます。ヤスリがけの箇所はたくさんありますが、1つずつ丁寧に削っていきます。
スポイラーの角は欠けも多いので綺麗に傷を取り除く必要があります。
削っていくと中から小さいな穴が出てきました。元々の樹脂が内部で劣化したみたいです。これもできる限りパテ付けして直します。
固着していた両面テープをはがします。綺麗にはがさないと次のテープがしっかり取り付けできませんので完全に取り除きます。
ごっそり取れました。
取り除くものはすべて取り除いたところでパテ付け作業に進みます。パテ付けしてヤスリがけしてを繰り返してもとのスポイラーのラインを復元していきます。
巣穴になってしまったところもパテをしっかり入れていきます。
巣穴になってしまったところもパテをしっかり入れていきます。
塗装
最初にサーフェーサーを塗ってその次にボディカラーで塗装していきます。
塗装作業中に小さな穴を見つけたので塗装をいったん乾燥させてヤスリがけパテ付け処理を行いました。
塗装作業再開です。ボディカラーで塗装していきます。
両面テープも塗装前に張り込んであります。取り付けるときに保護テープをはずしてボディに装着すればOKです。
最後にクリアーを塗って乾燥させます。
完成
仕上げにコンパウンドでぴかぴかにします。景色が綺麗に映りこむように仕上がったら完成です。無事にお客さんにお渡しできました。