2018/01/13
マークXのフロントバンパー・フロントフェンダーのキズを修理します。
修理前の確認
修理前の状況確認します。
まずはリヤから。この写真だと余り目立たず分かりにくいのですが・・・
アップにしてみると分かります。ウレタンバンパーなのでぶつかっても戻ってしまい目立ちにくいのです。トヨペットのシールの下側にへこんだあとがあります。
バンパー側面側にもぶつけたあとがあります。
横から見るとチリがずれてしまっているのが分かります。バンパーがボコってへこんで元に戻ってもボディラインからずれてしまっているのです。
バンパーをはずして中を見てみます。
バンパーがへこんだ時についた傷があるはずです。
一部折れ曲がっているのが分かります。
こっちもつぶれています。
ぶつかった時に一部シールが取れてしまっていました。
次にフロントです。
運転席側の角に擦り傷が複数ありました。全体的に小さい傷があるだけです。
フェンダーパネルとフロントバンパーの取り付けラインもずれてしまっていました。
修理
フロントバンパーは板金とそうで修理してリアバンパーは交換で対応することにしました。
まずはフロントです。傷ついた部分をやすりで削ります。傷を削り取ります。
キズを全て削り取ったらパテ付けを行いボディラインを完全に復元します。
やすりがけ→パテ付け を何回か繰り返します。これでボディの微妙な凹凸を取り除きます。凹凸が残っていると塗装面のゆがみの原因になります。
塗装
サーフェーサーを塗ります。細かいキズ、ヘコミがあれば追加でやすりがけ、パテ付けを行います。
ボディラインを綺麗に仕上げたところで塗装に入ります。ボディカラーで塗装します。ボディカラーで塗装したとあとは、完全に凹凸を取り除いているので塗装室のランプの写りこみも綺麗に写っています。
リヤバンパーは交換修理なのでボディカラーに合わせて塗装を行い、クリアーを塗装します。
完成
最後にコンパウンドで磨きます。景色がくっきり写りこむようにコンパウンドの種類を変えながら表面を仕上げます。
これで出来上がりです。綺麗に元に戻りました。