2017/01/16
リヤゲートをぶつけてしまったTOYOTA プリウスが入庫しました。
ぶつかったところの確認
これはウレタンバンパーであるためにバンパー側が元の形に戻ってしまっているからです。ですが、リアゲート(リアドア)を見るとゆがんでいるのがわかります。
まずはバンパーをはずしてみます。予想通り。バックパネルまで見事につぶれていました。バンパーはきれいに戻ってしまいますが、パネルは金属なのでへこんだままです。
フレーム修理からはじめます。
まずはつぶれてしまったパネルを引っ張り出します。少しずつ調整しながら元の形に再生してゆきます。
今回、フレーム修正時にバックパネルの板金つなぎ目に隙間ができてしまいました。この隙間をきれいに板金で修理も可能ですが、オーナーさんがコストを下げてほしいとご依頼いただいたので白いシーラーで水漏れしないように処理しています。
シーラーを塗っているだけですので、板金修理工数より安く仕上げることができます。
ブレーキランプブラケット再生
ブレーキランプの取り付けブラケットがボッキリ折れてしまっています。ですので、電熱ホッチキスでつなぎ合わせてブラケット部分を再生していきます。
板金修理
ゆがみを全部修理したところでバックドアのゆがみとバンパーのへこみを修理していきます。まずは板金修理できれいにボディラインを復活させます。
その後でパテ付け→ヤスリがけ→パテ付け→ヤスリがけと繰り返しプリウスのボディランを完璧に再生します。
サーフェーサ塗装
すべての板金作業が完了しましたので、サーフェーサー塗装を行います。サーフェーサー塗装時に小さい穴や傷が見つかればここでもう一度パテ付け→ヤスリがけを行い完璧なボディを作ります。
本塗装を行い完成
まずはボディカラーで塗っていきます。この後しっかり乾燥させクリヤーを塗装していきます。
クリアーが完全に乾燥したら最後にコンパウンドでボディを磨きます。
これで鏡のようにきれいに反射するボディをつくり完了になります。