2020/05/12
こんにちは大久保自動車大久保です。
今日はトラクターのエンジンを修理しました。焼きついていたのですが、無事に修理できました。
最初エンジンが動かなり、しばらく放置したら復活したとオーナーさまがおっしゃってました。
その後使っていたら動かなくなった・・・とのことでした。
分解してみると・・・やっぱり・・・燃焼室が真っ黒で焼きつきを起こしていました。
一般的には焼きつきしたらエンジンをオーバーホールして・・・となりかなり高額になりますが、実用範囲内であればもっと低コストな裏技修理ができます。
焼きついた部分を無理やり動かして固着をとってしまうのです。エンジンは元々気密性を使った膨張を使っています。この気密性を保つ程度のキズであれば潤滑性が維持できればエンジンとして動きます。
固着をとった後はエンジンがスムーズに動くようになるまでひたすらゆっくりエンジンを動かしてなじませます。シリンダーとピストンでお互いの焼きつき部分を削るようなイメージです。
今回もこの業で普通に使える程度に復活しました。