2019/04/26
大久保自動車 大久保です。
今日はヨーロッパ車のお話を少ししたいと思います。
ヨーロッパ車の中でもベンツやBMWは日本でも乗っている方が多く修理依頼もあります。そんな欧州車の作りこみについていつも思うことがあります。
一言で言うと「哲学がある」ということです。
たとえば足回り。スポーツ走行をする・しないにかかわらずばね下重量を下げるための設計しています。
ホイール、アーム類にちゃんとアルミを使っているんです。鉄とアルミでは断然アルミのほうが比重が軽いです。当然走行性能が高いわけです。
それ以外にも長距離走行でも疲れにくい椅子など、車の基本に哲学を感じます。
修理部品についても古いパーツが新品で入手できることなどを考えると、古い車でもしっかり修理しながら乗っていけるように考えてあることが感じ取れます。
カーグラフィックという雑誌を見てもコメントとして国産車がやっと欧州車に追いついたというコメントが結構あります。車に対する情熱が違うことを感じています。
日本車がレースで勝つことも多いことから日本車の性能が良いことは証明されているのですが、どうしても日本車は売るための努力が優先されているような気がします。
ビジネスとして考えれば間違ってはいないのですが、ヨーロッパ車の哲学は私は好き名のです。