2019/01/20
フロント部分を大きく損傷したフィルダーを修理しました。
修理前の確認
フロントを大きくぶつけてしまったカローラフィールダーを修理しました。かなり損傷が大きくフレーム修正も大掛かりなものになりました。
写真を見てもフロント右側が大きくゆがんでいるのがわかります。
タイヤにも傷がありました。
ウインカーにも傷が入ってます。広範囲に傷がついてます。
サンバイザーも割れてます。
ボンネットもゆがんでます。
左フロントは押されて全体が押し込まれてます。
ドアのチリもつぶれています。
修理
まずはゆがんでしまったフレームの修理からです。今回のフレーム修理は規模としては当社最大規模の修理となりました。
引っ張り加重はなんと10トン!!それでもフレーム集積から油圧がもれました。
フレーム台に車を乗せてさらにフレームも床にがっちり固定します。
少しずつ加重をかけて引っ張っていきます。10トンも加重をかけると引っ張る部分の鉄板がちぎれたりします。(本当です。)
ですので、引っ張るクランプを確実に引っ掛けるために溶接で肉盛したり鉄板を2枚重ねにして準備を行います。
引っ張ってる作業中はミシミシと車が音を立てます。ものすごい緊張します。
フレームを修正が完了した後は傷の補修です。細かい傷までしっかり修正します。
ヤスリがけで傷をしっかり取り除きます。
塗装
傷を修正したら塗装です。サーフェーサーを塗装してその後にボディカラーを塗装します。
乾燥後クリアーを塗装します。
仕上げにコンパウンドでボディを磨きます。景色がゆがみなく綺麗に写りこんだら完成です。
完成です。
大掛かりな修理になりましたが綺麗に元に戻りました。