2017/01/26
右側のフロントドアリアドアにまたがって傷をつけてしまったTOYOTA BBが入庫しました。
傷の確認
まず、キズを確認してみます。右フロントドアを中心にリアドアまで引っかき傷とヘコミがあります。
板金修理
へこんでしまったところ全体を均一に引っ張るために治具を溶接します。手裏剣みたいな治具をボディに溶接します。この手裏剣の穴に鉄パイプを通し、その鉄パイプを引っ張るのです。
このように作業することでボディラインが均一にゆがみ無く元に戻すことが出来るのです。
ボディラインを引っ張り出した後はヤスリがけとパテ付け、パテ研ぎを行い、元のボディラインを完璧に再生します。
サーフェーサー・塗装
ボディラインの再生が完了した後は塗装工程です。
まずはサーフェーサーを塗装しボディ表面の小さな凹凸を均一にならします。ここで最終的なボディラインの修正が必要であればパテ付け→パテ研ぎを再度行います。
サーフェーサーが塗り終わったところで本塗装です。ボディカラーのシルバーから塗っていきます。
今回はフロントフェンダー、右フロントドア、右リアドアの3枚をそれぞれ丸ごと塗装しました。元々の塗装と今回の塗装のつながりを違和感無く仕上げるためです。この後、クリアーを塗装してコンパウンドで磨きます。ピカピカになったら完成です。
完成
無事に完成しました。フェンダーからリアドアまで3枚のパネルを塗装してるので元々との元の色との違和感もまったくありません。
綺麗に仕上がりました。